昨日、用事で東京へ行ったついでに久しぶりに表参道辺りの建築ウォッチングをしてきた。

表参道〜青山あたりは有名建築家の建築展示場のようだ。

新国立競技場のコンペで伊藤豊雄さんと競い合った隈研吾さんが設計した根津美術館が南青山にある。

和風テーストのこの現代建築の道路からエントランスへ導くアプローチは深い軒が被さり、竹の壁面と竹林で両側を囲われている。


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庇を支える片持ち梁はエッジを効かせた鉄板とし、軒先もシャープなディテールで屋根の重さを感じさせないような表現になっている。

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外壁や軒はリン酸処理した鋼板を多用している。

いぶし銀色のこの素材は僕も以前採用したことがあるのだけれど、メンテが難しい。

竣工後6年のこの建物のリン酸処理鋼板の屋根には雨だれで生じた錆が早くも目立っていた。

壁面はともかく、屋根は他の材料にした方が良かったのでは。。。。


根津美術館から表参道方面に10分くらい歩いたところに新国立競技場のコンペで競ったもう一人の建築家、伊藤豊雄さんが設計したTODSがある。


コンクリート打ち放しの壁面を色んな形にくり抜いて面一にガラスをはめ込んだ外観は表参道のケヤキ並木をイメージしたデザインだ。

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この建物はデザインも斬新だが、施工はそうとう難しかったんじゃないかと思う。

これだけ不整形な開口部にサッシレスのガラスがぴたりとはめ込まれている。

職人の技術の高さに感服!

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